訳なんてない

たまに書いてみます

2014年を振り返る(馬)

こんなお馬さんのことばかり書く日々、そしてブログになるとは思ってなかった、そんな2014年。所詮、ヒマつぶし、当たらなくてすぐに止める。そんなふうに考えていた時期が私にもありました。気がつけば、netkeiba、競馬板、まとめブログを日々チェックし、さらにはグリーンチャンネルWebに手を出し…。何よりも競馬って面白いなと思わせてくれたのは、「競馬をやって何が悪い」というブログに出会ったこと。馬にはそれぞれタイプがあり、コースやペース、馬場の得手不得手によって、結果は大きく変わるということ。漠然と強い弱いで見ていた自分にとって、これは新鮮な視点だった。昔よりも血統レベルが上がり、トップレベルの強弱の差がなくなってきて、適正が占めるウェイトが物凄く大きくなってきた、ということなんだろうと解釈しています。

そんなこんなでいろんなことがどんどんやばくなっていく気がしてならないけれど、考えてひねり出した買い目が的中したときの喜びと、レースを見守るドキドキは他の何かでは代用できないものがあるわけで…。

今年の結果がどうだったのかを見てみると、

・買い方:3連複中心

・買いレース:情報量の少ないレースを当てるのは自分には困難すぎることがわかったので、特に秋ごろからはオープン以上のレースがほとんどに

・的中率:25%

・回収率:115%

75%に収束していくのが普通と言われる中で、まともに取り組んだ初年度、「年間プラス」を掲げてはいたけどまさか達成できるとは。朝日杯FSを穫れた時点でプラスは間違いないと思ったが、まさかの阪神C的中でさらに上積みができ、望外の結果。マイナスに転落する寸前で的中が出て生き残るのが3回ほど…。それがあったら止められたかもしれないのに!(たぶん止めてない)

・思い出に残るレース

マイルCS


マイルCS 2014 ダノンシャーク - YouTube

前に記事も書いたので詳細は省くが、これだけの穴馬を軸にして万馬券を獲ることができたのは初めてだったので興奮したレース。グランデッツァが3着に粘ってくれたことも大きかった。

日本ダービー


日本ダービー 2014 ワンアンドオンリー - YouTube

外れたレースだけど、二度目のダービー生観戦で思い出深かった。一度目は内馬場でよくわからないまま終わってしまったので、今回はなんとか頑張ってスタンドで見て、独特の雰囲気を味わうことが出来た。気候的にも雰囲気も熱かったことは今でも思い出せます。ああ、イスラとワンアンの順位が入れ替わっていたら3連単が当たっていたのに!

朝日杯FS


朝日杯FS 2014 ダノンプラチナ - YouTube

これは時期が近いのもありますが、3連複の紐にアルマワイオリを引っ掛けて、さらにアルマワイオリからのワイド流しで2本的中できたという狙いがピタリとハマったレース。アルマワイオリに注目できたのは上記のブログで前々走を本命にしていて、それをそのまま参考にして単複を当てたところから。前走かかり通しだったのを見て、これは狙える、と思っていたがまさかこんなに人気がなかったとは…。これもクラリティスカイが頑張ってくれたおかげでもありますが。

中京記念


中京記念 2014 サダムパテック - YouTube

現地観戦にして今年の最高配当を得るという奇跡の結果。分からなさすぎての3連複ボックスだったので、運だろ、と言ってしまえばそれまで、なのだけど、サトノギャラント、クラレント、ダイワマッジョーレという2−4番人気の3頭をしっかり理由つけて蹴っての的中だから価値があると思うんだ。この日は暑くてスコールもあったりだったけど、当たったということ込みだろうけど馬場に入ったりして楽しかったなぁ。個人的に子どもの頃から田中勝春騎手が好きだったので(ギャンブルとしての競馬から入っていたら絶対そんなことならないだろうが…。)これからきっといくつも勝てないだろう重賞勝利をまさか中京競馬場で目の当たりにできたのもいい思い出。

AJCC


AJCC 2014 ヴェルデグリーン - YouTube

今は亡きヴェルデグリーンの最後の輝き。あんな最期を遂げるとは露知らず、この時はまさかの5万超え的中に震えていたのを思い出す。サクラアルディートをボックスの中に入れられたのはベリー騎手だから、以外に理由はない。

あとは狙い通りに的中できた皐月賞や現地でエピファネイアの劇勝に驚愕したジャパンカップなども思い出深いでしょうか。

競馬は運だけのギャンブルじゃなくて、いろいろなファクターから取捨選択して予想を組み立てていくのが楽しいゲームでもあり、多くの人の手を介して、その思いを乗せて馬たちが走るエンターテインメント性の高いスポーツでもあると思っています。そして競馬場(特に東京競馬場)の青々とした芝生の上に寝転んで飲むビールは最高です。マナー的にどうなのよっていう部分もなくはないのだけど、暖かい時期の競馬場はなんかスッキリしたいなーって思う人には広くおすすめしたいなと思っております。

ということで、来年も私は競馬を人生の一部にして生きていくのだと思います。いろいろヤバイのは、知っているけど…。