訳なんてない

たまに書いてみます

「ゴーン・ガール」

今年3本目の劇場鑑賞作品。って、書くのも恥ずかしいんですが。

しかしこれはすごかった。普通の映画なら「これがクライマックス」ってところもまだ全体の1/3程度に過ぎず、その後の展開も激流が何重にも。終盤にひとつ、おやっと感じてしまう部分があるにはあるのですが、それ以外はほぼほぼ完璧なミステリー。多少のエログロに耐えられる方なら、絶対に見るべき映画でしょう。

この映画が描こうとしていることはいろいろあるのだろうけど、個人的には、「人は見たいものしか見ない」というワードが強く頭に浮かぶ。恋愛や結婚、ひいてはコミュニケーションの不完全さをこれでもかと見せつけられる作品でもありました。


町山智浩が映画「ゴーン・ガール」の背景を解説 - YouTube

こちらもご参考。

実在の事件がモデルなんですな。

そして、度々テレビから流れるニュース報道の醜悪なキャスターにも、元ネタがあったのですね。