今日のマンガ-orange 1-2 - 訳なんてない

高2の春。菜穂の元に1通の手紙が届きます。差出人は…10年後の自分。そこに書いてあるのは、これから菜穂に起こる出来事と、そのときに取ってほしい行動。そしてそれは次々と現実になり…。

10年後の自分から届く手紙を基に、一人の少年の運命を変えようと行動する主人公を軸にした青春ストーリー。

何か新しいの読みたいな、と思ってどこかで高評価があった気がしたのと、装丁の美麗さに惹かれて手にとってみた。

設定もSF風味だが、話を進める5人組がなんだかファンタジー。

・二人で花火見て、告白するなら、、とまで言い合っておいて「友達」のままってドユコトー！

・須和くんのイケメンぶりが少女マンガをも逸脱してる！

・みんな優しすぎる。。そして主人公は鈍すぎて…

などなど。。突っ込みどころはいろいろあるけど、まぁドロドロギスギスしない関係はいいですな。なんだか「さとり世代」な雰囲気を感じたりして。

とまぁ、ちょっと違和感はありつつも、テンポとキャラで楽しく読み進めていくと、2巻のラストに度肝を抜かれるわけです。

あれ、これもう3巻出てるのかなー気になるなーと思ってググってみたところ、、

orangeの掲載誌、別冊マーガレット１月号は予告有りの休載、２月号は予告無しの突然の作者都合による休載で、連載再開は未定となっていました。３月号の掲載予定に無いのでおそらくまた休載だと思います。

まず連載再開しないことにはコミックスも出ないです。

おいっ！！！！

その後いろいろ探ってみると、結局連載は再開されることなく、既に作者は「月刊アクション」で新連載を始めているとか…。

2巻で「3巻で終わる予定だが近年、予定は守れたことない」って作者がコメントしてるけど、予定より膨らむんじゃなくて、未完で終わるとは一本取られましたよ。

いやー、これ、どういう話にするつもりだったのかなぁ。

もったいないというか、がっかりというか。

ろくな品揃えのないコミックレンタルをやってる地元のTSUTAYAになぜコレは置いてあったのかも含めて、謎が尽きません。

（10/23追記）

と書いていたら、月刊アクションに掲載誌を移し、連載再開されるとの報が。

このタイミングでなんてタイムリーな。